ウィンドブレイカー2期は原作何巻何話まで？原作とアニメの対応まとめ！

2025年4月放送開始のアニメ『ウィンドブレイカー』第2期では、原作漫画の42話～84話あたりと予想されています。

本記事では、ウィンドブレイカー2期の原作の何巻何話で、どのようなストーリーになるのかを、KEEL編・椿野佑の登場・六方一座編のエピソードに分けて、アニメと漫画の対応関係をまとめました。

アニメ派も原作派も、ストーリーの流れを整理したい方はぜひ参考にしてください。

ウィンドブレイカー2期は原作42話～84話あたりと予想

『ウィンドブレイカー』第2期では、原作コミックス6巻の第42話から11巻の第84話までの内容が描かれると予想されています。

これはアニメ1期が原作5巻分（第1話〜第41話）を13話で消化した構成からの推測で、同様に1クール13話分で約40話前後がアニメ化されると考えられるためです。

物語の転機となるKEELとの抗争から、新キャラクターの椿野佑の登場、そして歓楽街での新たな抗争へと続く展開が詰め込まれた内容になりそうです。

6巻第42話「怒り」〜11巻第84話「綺麗事」までがアニメ化範囲？

第2期のアニメ化範囲は、原作第42話から第84話あたりと見られています。

この区切りはストーリー的にも大きな節目があり、KEEL編の決着や椿と硯の対決など、明確なエピソードの区切りが存在するため、アニメで描くのに適した構成です。

実際にアニメ第2期のPVでも、KEELとの戦いや椿の登場シーンが描かれており、範囲の信ぴょう性を裏付けています。

1クール（全13話）でKEEL～六方一座編を網羅と予想

第1期が全13話構成だったことを踏まえると、第2期も1クール（全13話）構成となる可能性が高いです。

原作42話から84話までは43話分に相当し、1話につき約3〜4話をアニメ化するペースであれば、ちょうど13話で収まる計算になります。

このペースであれば、原作の大きな山場をテンポよく網羅しつつ、視聴者にも分かりやすい構成になると期待されます。

KEEL編（原作42話〜53話）のあらすじと見どころ

KEEL編は、風鈴高校と不良グループ・KEELとの本格的な衝突を描いた物語で、第2期の序盤を彩る中心的なエピソードです。

この編では、桜遥がリーダーとして初めて本格的な試練に直面し、仲間との絆や責任感と向き合っていく姿が大きな見どころとなります。

バトル要素と人間ドラマのバランスが秀逸で、2期のスタートを勢いづけるにふさわしい展開が詰まっています。

KEELとは？風鈴高校との因縁と対立構造

KEELは、表向きは小規模な不良集団とされていましたが、実際には大規模で組織的な行動力を持つチームであることが判明します。

彼らの暴力によって町の人々が苦しめられていたことを知った風鈴高校のメンバーたちは、町を守る「防風鈴（ボウフウリン）」として立ち上がります。

対立の背景には、KEELのメンバーがかつて受けた理不尽な扱いや、それぞれの信念の違いがあり、単なる悪役として描かれない奥深さがあります。

桜の覚醒と仲間との連携、リーダーとしての成長

桜は初め、自分一人で何とかしようと無理をして周囲との連携を拒みます。

しかし、仲間たちの支えや2年生の梶蓮からの助言を通じて、信頼し合うことの大切さを学んでいきます。

特に梶からの「級長とはどうあるべきか」という言葉は、桜の考え方を大きく変えるターニングポイントとなります。

「Re:start」で描かれる新たな出発の決意

KEELとの戦いの決着後に描かれるエピソード「Re:start」では、桜が仲間たちと共に歩む覚悟を決める場面が印象的です。

ただの喧嘩に勝つだけでなく、誰かのために行動する意義に気づいた桜の成長は、第2期全体のテーマとも深く関わっています。

このKEEL編は、桜が“戦う理由”を見出す重要な導入部であり、今後のストーリー展開における土台となるでしょう。

椿野佑の登場と価値観のぶつかり合い（原作54話〜66話）

KEEL編を経て迎える中盤では、個性派キャラクター・椿野佑の登場をきっかけに、桜が自身の在り方と改めて向き合うことになります。

仲間や先輩たちとの関係性を通して、“信じること・頼ること”の本質を見つめ直す心理描写が中心となり、派手なバトルの合間に心を打つ人間ドラマが展開されます。

ボウフウリンの一員としてだけでなく、一人の人間として成長していく桜の姿に注目です。

椿の登場がもたらす桜の内面の変化

椿野佑は、可愛いものが好きでスカートを履くという独自の価値観を持つ人物であり、その外見と芯の強さで周囲に大きな影響を与えます。

椿の登場は、“他人と違っていても、堂々と自分らしくいる強さ”を桜に示す存在として機能します。

最初は戸惑いながらも、桜は椿の姿に触れることで、自分が抱えていた孤独や恐れを少しずつ認めていくようになります。

梶や梅宮との“対話”を通して深まる人間関係

この編では、2年生の梶蓮や3年の梅宮一との対話が、桜の精神的成長を支える重要な要素となっています。

梶との関わりを通じて、「自分が頼っていい存在がある」という事実を実感した桜は、次第に仲間に心を開いていきます。

また、梅宮の“対話”というスタンスも、桜にとって新たなリーダー像を考えるきっかけとなります。

自分の弱さをさらけ出すことは恥ではない、と知った桜の変化は、これまでの“孤高”な姿勢とは大きく異なる成長の証です。

六方一座とGRAVELとの抗争（原作67話〜84話）

物語後半は、風鈴高校の面々が歓楽街で起きる新たな抗争に巻き込まれる展開へと進みます。

このパートでは、六方一座とGRAVELという2つの勢力が登場し、ボウフウリンとの関係性や価値観の衝突が描かれます。

ただの“喧嘩”にとどまらない、過去と社会背景が交差する重厚なストーリーが展開され、シリーズの深みが増す重要な章となっています。

歓楽街を舞台にした新たな抗争の勃発

桜たちは、歓楽街で危険なチームに追われている女性・しずかと出会ったことをきっかけに、六方一座という元敵対勢力と交流を持つことになります。

一方で、しずかを狙う過激派チーム・GRAVELの存在が明らかになり、再び桜たちは守るべきもののために立ち上がることとなります。

この抗争を通して、登場人物たちが持つ過去や思いが次第に交差し、戦いの意味そのものが問われていきます。

椿と硯の一騎打ちが描く“好き”を貫く強さ

この編のクライマックスでは、椿とGRAVELのリーダー・硯（すずり）とのタイマンが展開されます。

椿は「女装男子」というだけで偏見の目を向けられ、それに対して否定や暴力で返してくる硯と激しくぶつかり合います。

しかし椿は、自分の“好き”を絶対に曲げず、理解を求めて言葉を交わそうとする強さを見せます。

この対話の姿勢は、梅宮が語る“対話による解決”の在り方を受け継いだものであり、感情と理性のせめぎ合いに深みを与えています。

元風鈴の影も登場、3期への伏線にも注目

抗争の裏では、元風鈴高校の生徒である棪堂哉真斗（えんどうやまと）が関与していることが判明します。

彼の存在は、かつての風鈴高校の在り方や、“ボウフウリン”が生まれる以前の闇を示す存在として描かれ、今後の物語の核心に迫る予感を漂わせます。

この一連の抗争を通じて桜たちはより強く、“守るために闘う”という信念を確立していくことになるのです。

ウィンドブレイカー2期の原作対応エピソードを振り返り

アニメ『ウィンドブレイカー』第2期は、原作42話から84話あたりまでを1クールで描く構成になると予想されます。

KEEL編では桜のリーダーとしての成長が描かれ、椿野佑の登場を通じて価値観の多様性や「対話」の大切さが浮き彫りになりました。

さらに六方一座やGRAVELとの抗争を経て、物語はより重厚なテーマへと踏み込み、桜たちが本当の意味で“守る力”を手にしていく姿が丁寧に描かれています。

第2期は、1期以上にキャラクターの内面が掘り下げられる内容となっており、感情と信念がぶつかり合う人間ドラマとしての魅力が際立つシーズンになるでしょう。

原作派にとっては名シーンの再現を楽しめる一方で、アニメから入る方にとっても、シリーズの核心に迫る重要な転換点を知る絶好の機会となります。