『もめんたりー・リリィ』6話感想｜水着回なのに「人間性の証明」！？ギャグ＆シリアスのカオス展開！

TVアニメ『もめんたりー・リリィ』第6話が放送されました。今回は「プールと動画と夏の上海風イカ焼きそば」というタイトルの通り、水着回として大きな話題を集めました。

しかし、単なるファンサービス回にとどまらず、「人間であることの証明」という作品の核心に迫るテーマが描かれた回でもあります。さらに、終盤には新たな敵や生存者の存在を示唆する展開があり、次回への期待が高まっています。

今回はそんな『もめんたりー・リリィ』第6話の感想を、見どころや考察を交えながら振り返ります。

『もめんたりー・リリィ』6話のあらすじ｜水着回＋ゲーム実況のカオス展開

『もめんたりー・リリィ』第6話は、突如として水着回が展開されるという意外なスタートを切りました。

れんげたちは無人のレジャープールを訪れ、思い思いの水着を着て楽しむことに。しかし、ただの水遊びでは終わらず、ここでゲーム実況をするという突拍子もない展開が待っていました。

ギャグ要素満載の本編でしたが、後半では物語の核心に迫る重要な要素も描かれ、視聴者の間で大きな話題となりました。

水着回ならではの豪華な作画と演出

本作を手掛けるGoHandsならではの映像美が炸裂した第6話。

特に水の表現やキャラクターの動きが非常に滑らかで、プールの水しぶきや肌の質感にこだわった作画が目を引きました。

一方で、視聴者の間では「アングルが大胆すぎる」「揺れすぎでは？」といった意見も見られ、ファンサービス要素が強調された回でもありました。

プールで始まる謎のゲーム実況！視聴者の反応は？

ただの水着回かと思いきや、突如始まるゲーム実況。

れんげたちはカメラをセットし、実況配信を試みますが、なぜかゲーム画面は一切映らず、実況しているキャラたちの姿ばかりが映し出されるというシュールな展開に。

視聴者からは「ゲーム画面どこ！？」「実況なのに画面が映らないのは斬新すぎる」といったツッコミが殺到し、笑いと困惑が入り混じるシーンとなりました。

「人間であることの証明」──ギャグの裏に潜む深いテーマ

『もめんたりー・リリィ』第6話の最大のポイントは、単なる水着回ではなく、「自分が人間であることをどう証明するか？」 という深いテーマが隠されていた点です。

ポストアポカリプスの世界で、れんげたちはSNSを通じて外部と交流しているものの、彼女たちが本当に人間なのかを疑う声が出てきます。

そこで彼女たちは、「人間らしさを証明するため」にプールで水着動画を撮影し、配信するという行動に出ます。この発想があまりにも突飛で、「なぜ水着で？」と視聴者の間で賛否両論が巻き起こりました。

なぜ水着回で人間性を証明するのか？

このアイデアは作中でも突っ込まれていますが、れんげたちの答えは「機械ではなく、感情を持った存在であることを示す」というものでした。

笑い合ったり、恥ずかしがったり、楽しんだりする様子を映像として記録し、それを公開することで「人間らしさ」を伝えようとする──この発想は、一見ナンセンスですが、同時に今のSNS社会にも通じるものがあります。

動画を記録し、誰かに見てもらうことの意味

れんげたちが撮影した動画には、「ゆりの映像を撮れなかった後悔」という要素も挟まれます。

これは、単なる思い出作りではなく、誰かに見てもらうことで自己の存在を確かめるという切実な願いが込められていると考えられます。

結果的に、水着回という形式を取りながらも、動画というメディアが持つ「記録の力」や「自己証明の手段」としての役割を、意外にも深く掘り下げたエピソードとなりました。

終盤の急展開！ワイルドハントの新たな脅威とは？

コメディ調の展開が続いた第6話でしたが、終盤で突如シリアスな展開へと移ります。

ゲーム実況の動画を公開した直後、「動画の場所に近づくな」という警告が届きます。

その直後、新たなワイルドハントの個体が登場し、れんげたちの前に現れます。これまでとは違う強力な個体の存在に、視聴者からは「ギャグ回の終わりにシリアス展開を入れてくるとは…」「次回が地獄になりそう」といった声が上がりました。

他の生存者の存在が示唆される

また、動画配信を通じて、これまで姿を見せなかった他の生存者の可能性が示唆されます。

「私たちのコロニー？」というセリフから、れんげたち以外にも人類が生き残っているのではないかという希望が見えてきました。

次回への布石？不穏なラストシーン

しかし、動画を通じてれんげたちの居場所がワイルドハントに知られてしまった可能性もあり、今後の展開が不安視されます。

ギャグとシリアスの落差が激しい回となり、「次回は一気にシリアス路線になるのでは？」と視聴者の間で憶測が飛び交いました。

『もめんたりー・リリィ』6話まとめ｜カオスとシリアスの融合

『もめんたりー・リリィ』6話は、ファンサービス・ギャグ・シリアスが絶妙に混ざったカオスな回でした。

水着回としてのインパクトは強く、「とにかくすごい作画」「アングルが攻めすぎ」という意見が多かった一方で、「人間性の証明」というテーマが隠されている点も興味深いポイントでした。

水着回としてのインパクト

• 豪華な作画とこだわりの映像美 が光った回
• 実況動画のカオスな展開が視聴者を混乱させる
• 「これ本当に水着回なのか？」と疑いたくなるほどテーマが深い

作品の核心に迫る重要回だった

• 「人間であることの証明」というテーマが隠された重要エピソード
• 終盤のシリアス展開で物語が大きく動き出す
• 次回への伏線が張られ、物語が新たな局面へ

第6話は、水着回としての楽しさだけでなく、ストーリーの根幹に関わる要素が多く含まれた回でした。

次回はよりシリアスな展開が予想されるため、今後の展開にも注目が集まります！