『薬屋のひとりごと』第32話「皇太后」感想｜先帝の呪いと腐敗しない遺体の謎を猫猫が追う！

アニメ『薬屋のひとりごと』第32話「皇太后」が放送されました。

今回は、猫猫が「先帝の呪い」にまつわる謎に巻き込まれる緊迫の展開となりました。

皇太后からの不可解な依頼、先帝の遺体が腐敗しなかった理由、そして壬氏の過去に関わる驚きの事実――。

本記事では、第32話の内容を振り返りながら、見どころや考察をまとめていきます。

猫猫が巻き込まれた「先帝の呪い」とは？

第32話では、猫猫が宮廷内の大きな謎に巻き込まれることになります。

それは、皇太后・安氏からの「私は先の帝に呪いをかけたのかしら？」という依頼でした。

さらに、先帝の遺体が1年間腐敗しなかったという衝撃的な事実が明らかになります。

皇太后の不可解な依頼「私は呪いをかけたのかしら？」

猫猫が翡翠宮へ戻ると、そこには皇太后・安氏が訪れていました。

彼女は猫猫に、「私は先の帝に呪いをかけたのかしら？」と語りかけます。

皇太后は過去に先帝を強く憎んでいたことがあり、その思いが呪いとなったのではないかと疑っているようでした。

猫猫はこの発言に戸惑いながらも、調査を引き受けることになります。

1年間腐敗しなかった先帝の遺体の謎

皇太后が「呪い」の根拠として挙げたのが、先帝の遺体が1年間腐らなかったという不可解な現象でした。

通常、遺体は死後時間が経てば腐敗が進みます。

しかし、先帝の遺体は「生きていた時と同じ姿のまま」霊廟に安置されていたといいます。

これが何らかの毒や薬によるものなのか、それとも本当に呪いの力なのか、猫猫はこの謎を解き明かすことになるのです。

先帝の死にはまだ解明されていない謎が多く、猫猫の調査がどのような展開を見せるのか、目が離せません。

宮廷に広がる「変な女官」の噂と猫猫の調査

猫猫が巻き込まれたのは、後宮に広がる奇妙な噂でした。

「笑いながら虫を捕まえている変な女官がいる」という話が出回り、その人物が猫猫ではないかと疑われてしまいます。

誤解を解くため、猫猫は噂の元凶を探ることになります。

噂の元凶は子翠？虫を追いかける少女との再会

猫猫が調査を進めると、噂の発端は子翠（しすい）という少女にあることが判明します。

彼女は無邪気に虫を追いかけていたため、それが猫猫の行動と誤解されたのです。

久々に再会した子翠は、相変わらずの天然ぶりを発揮し、猫猫を巻き込んで虫談義を始めます。

堕胎薬の材料「おしろい花」が示す過去の事件

そんな中、猫猫は北の雑木林で「おしろい花」を発見します。

この花は堕胎薬の材料として知られ、過去の事件を思い出させるものでした。

「誰かが毒の知識を子翠に教えたのでは？」という疑念が浮かび、猫猫の推理が動き出します。

紅娘の警告と宮廷の権力争い

猫猫が皇太后の依頼を受けたことで、彼女の立場が一気に危うくなります。

後宮の派閥争いが絡み合い、猫猫は思わぬプレッシャーを受けることに。

皇太后 vs 玉葉妃、猫猫はどちらにつくのか？

現在の後宮では、玉葉妃（ぎょくようひ）派と皇太后派の対立が存在します。

猫猫は玉葉妃に仕えているため、皇太后からの依頼を受けることは危険な行動となります。

しかし、彼女の好奇心と探究心が、あえてその道を選ばせるのです。

紅娘の「壁ドン」警告が示す猫猫への不信感

猫猫の動きに気づいた紅娘（ほんにゃん）は、彼女を問い詰めます。

「玉葉妃を裏切るような真似はしないでちょうだいね」と、まさかの壁ドンしながらの警告！

その迫力に、猫猫も思わず身をすくめるのでした。

壬氏のおもちゃ箱に隠された秘密

調査の過程で、猫猫は壬氏の部屋に泊まることになります。

そこで彼の過去に関わる驚きの秘密を発見するのです。

猫猫が見つけた「毒」とは何なのか？

水蓮（すいれん）の部屋で、猫猫は壬氏の子供時代のおもちゃ箱を発見します。

中には壬氏が大切にしていたおもちゃが入っていましたが、猫猫は違和感を覚えます。

箱の中に、なんと毒が仕込まれていたのです！

壬氏の幼少期と先帝との関係性

壬氏は幼い頃、宮廷で特別な扱いを受けていたことが示唆されます。

彼と先帝、そして皇太后の間にどのような因縁があるのか、次回以降の展開が気になります。

『薬屋のひとりごと』第32話まとめ｜今後の注目ポイント

「呪い」は本当にあったのか？先帝の死の真相を探る

今回のエピソードでは、先帝の遺体が腐敗しなかったことが「呪い」とされていました。

しかし、猫猫の視点では、科学的な視点から原因を解明しようとする動きがあります。

果たして本当に呪いなのか、それとも薬学的な理由があるのか――今後の展開が注目されます。

猫猫が次に向かう「先帝の部屋」で明らかになる秘密とは？

次回、猫猫は先帝が過ごした部屋に足を踏み入れます。

そこにはさらに大きな秘密が隠されているのではないでしょうか？

そして、壬氏の過去とどう結びつくのか、ますます目が離せない展開となってきました！